リラックス研究所
私たちには、10月の誕生石としてなじみのあるトルマリン。様々な色で美しいこの結晶物は、圧力や熱を加えると電気を帯び、静電気(マイナスイオン)を発生しつづけるという、不思議な特性をもっているといわれています。しかし、現在そのパワーや効果についてはまだ研究段階で明らかにはされていない状態です。
トルマリンは極性結晶体。圧力や熱を加えるとマイナスイオンを発生させ、太陽のある限り永久に電力をもつといわれる。
多彩な色合いがあり、色により名前が付けられているが、名前がまぎわらしい為、ピンクトルマリンのように、トルマリンの前に色をつけて呼ばれている。
宝飾品として見かけるのは、黒、ピンク、緑。他に赤、黄色、白、透明、紫など色とりどり。ピンクのトルマリンが宝石原石ともいわれ、観賞用とするコレクターもいるとか。同じ石の中でも色の濃いもの、薄いものと、色調に濃淡があり、品質もさまざま。色により異なった意味をもっています。
1703年、現スリランカの正論島でトルマリンが発掘され、ヨーロッパに渡ったといわれている。当時はルビーやダイヤモンドと混同されていたそう。その後1880年、ノーベル物理学賞を受けたピエール・キュリーはトルマリンの結晶に外部から圧力をかけると結晶表面に電荷が生じることを発見。
トルマリンに熱や摩擦などの熱エネルギーを加えると石の両極にプラスとマイナスの電極が生じ電気が発生します。プラス極は電子を引き寄せ、マイナス極から結晶の外(水の中やカラダの皮膚表面など電気の流れやすい所)に電子を放出する。この発生した水や空気中の水分を電気分解し、ヒドロキシルイオン(H3O2-)という、マイナスイオンを放出します。
トルマリンに熱を加えたとき結晶の両極に電子が分かれ、プラスとマイナスの電気が生じる現象を焦電気(ピロ電気)といい、圧力を加えたときに生じる現象を圧電気(ピエゾ電気)といいます。
ナトリウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、テツ、アルゴンなど、さまざまな成分元素が含まれている。その成分の多少によって、透明なものから漆黒色をしたものまでがあり、その色によって、ショール(黒)、リチア(赤、ピンク)、ドラハイト(茶)などと呼ばれ、宝飾用から工業用まで使い分けられている。
空気中で水分と反応してマイナスイオンを発生させているトルマリンは、マイナスイオンの放射の繰り返しで殺菌作用があるといわれており、冷蔵庫内に少し入れておくだけで、ニオイ(酸化臭)を脱臭する。また、現代社会に欠かせないパソコンや携帯電話、照明電気などが発する電磁波を、人間に対し良質なエネルギーに変換するとも言われているが、まだ解明されていない状態。
水の分子(H2O)は通常単独では存在せず、5~6個の分子集団(クラスター)を形成します。クラスターを形成することにより、分子活動を活発に行われることで、水が活性化します。ですが、水に塩素などの不純物がまざるとクラスターに入り込み、数10個の分子を結合してしまい、分子の働きを腐敗させてしまうのです。(水の分子は数が少ないほど動きが早く、良質なものと言われています。)トルマリンを入れる事によって、鉱石の高電圧で水のクラスターは細かく分解され、水は活性化します。水道水には微量の電解質が含まれており、超純水(H2Oのみ)ではない。
空気中の目に見えない小さな分子(埃、塵、カビの胞子等)は空気イオンの正イオン(プラスイオン)に帯電しています。マイナスイオンはそのようなプラスイオンを静電気の力を使いくっつけて、マイナスに帯電させます。それを更に、プラスに帯電している地面や壁が引き寄せるため、空気がキレイになります。
マイナスイオン自体には空気中の浮遊菌や塵、埃を除去する機能はないと言われています。汚れが地面や壁に集められているので、こまめに掃除することにより、より良い空気空間を作ることが出来ます。
水にトルマリンを入れたときに発生するヒドロキシイオン(H3O2-)には界面活性作用があり、水の洗浄力を高めます。
水をキレイにするトルマリンでも記載されたように、水の分子集団(クラスター)を小さくし、汚れを剥離するという機能があり、自然環境を汚すことなく洗浄効果を得ることが出来ます。
消臭性 | 減少率 |
---|---|
アンモニア | 99.8% |
アセトアルデヒド | 32.1% |
酢酸 | 92.9% |
トリメチルアミン | 98.0% |
硫化水素 | 15.0% |
メチルメルカプタン | 6.3% |
ピリジン | 55.0% |
イソ吉草酸 | 68.7% |
ノネナール | 19.4% |
インドール | 78.6% |